@article{oai:jonan.repo.nii.ac.jp:00001007, author = {貞松, 成 and Sadamatsu, Joe}, issue = {15}, journal = {大阪総合保育大学紀要, Osaka University of Comprehensive Children Education}, month = {Mar}, note = {本研究は、保育士の保育経験年数の違いによって、3歳児の砂遊びに関わる保育士の行動にどのような違いがあり、3歳児の砂遊びにどのような変容が見られるのかについて調査したものである。3歳児クラスを担当する一年目の新人保育士10 名と保育経験年数5年以上10 年以下の中堅保育士10 名の合計20 名の保育士と、129 名の3歳児の砂遊びの様子を16 ヶ所の認可保育所で動画撮影した。保育士が子どもと関わった回数とその時間数、保育士が砂場内で移動した回数と移動に要した時間数、及び子どもの砂遊びを特徴的な4つの行動単位に分類し、それぞれの行動単位の回数とその時間数を集計して解析した。その結果、新人と中堅の間に有意差は確認されなかった。しかし、両者の分散値の差から、中堅保育士は、子どもと長時間遊ぶ保育士と短時間だけ遊ぶ保育士に分かれており、砂場内の移動に関しても、中堅保育士は、遠くに移動する保育士とすぐ隣に移動する保育士に分かれていたことから、子どもとの関わり方に違いがあることが示唆された。子どもの行動においては、保育士の保育経験年数に比例して、水を使った遊びが増える傾向にあり、さらに保育士の人数が一人から二人に増えることによって、単純な遊びから複雑な遊びへと変容した。結論として、保育士の保育経験年数の違いによって、3歳児の砂遊びに関わる保育士の行動に有意差はないものの、3歳児の砂遊びは変容することが明らかとなった。}, pages = {81--94}, title = {保育士の保育経験年数の違いが3歳児の砂遊びに与える影響}, year = {2021}, yomi = {サダマツ, ジョウ} }