@article{oai:jonan.repo.nii.ac.jp:00001008, author = {茂野, 仁美 and Shigeno, Hitomi}, issue = {15}, journal = {大阪総合保育大学紀要, Osaka University of Comprehensive Children Education}, month = {Mar}, note = {音楽活動は子どもにとって単に歌ったり踊ったりして表現するだけのものではなく、身体運動の積極的なコントロールに寄与し、さらにその反応によって他者との関係性の発展を引き出すものであることが、近年、多くの研究から明らかにされてきた。本研究では、保育雑誌に掲載の「指導計画」から音楽活動に注目し、「音楽に関わる活動」として提案されている内容や想定される子どもの姿を抽出し、他者との関係がみられる活動の内容について考察した。  乳児期から幼児期前半では、保育者が音楽活動を提供しているが、それに対する子どもからの反応と保育者の双方向のやりとりとなって、他児との関係へとつながっていく。幼児期後半では、音楽活動は仲間で共有され、一緒に行うものとして発展していき、「互いの思いに気付き合う」ことや「友だちの良さに気付く」ことが育まれる。したがって、保育者の働きかけは直接的なものから、間接的な環境構成や援助へと変化していく。指導計画の内容からは、子どもの社会性は保育者に依存したものから自分たちで築くものへと広がっていくことを読み取ることができた。}, pages = {95--112}, title = {保育活動での音楽による社会性の育ち ―保育雑誌に掲載された指導計画の分析から―}, year = {2021}, yomi = {シゲノ, ヒトミ} }