@article{oai:jonan.repo.nii.ac.jp:00001033, author = {大方, 美香 and Oogata, Mika}, issue = {1}, journal = {大阪総合保育大学児童保育論集, Bulletin of Children Care and Education,Osaka University of Comprehensive Children Education}, month = {Mar}, note = {乳児保育(ここでは保育現場における呼称としての3歳未満として位置づける)における指導法は、大人からの働きかけか子ども主体かの二項対立となりがちである。ここでは、大人と子どもが対立的関係ではなく相補う関係であるという相補的概念を位置づける。例えば、「物をつかむ」という原初的な活動の場合では、子どもが握れる範囲に物がなければ、つかむ行為そのものがなくなるという関係がある。一方、大人の「ガラガラを振る」という行為が子どもの注視を促す。「環境を通して」と言われるが、大人のこうした補いから、子どもの「物をつかむ」という行為が成立するようになる。これを「相補的な関係」とよび、乳児保育の土台として位置づける。本研究の結論は、児童中心主義と系統主義といった保育の考え方の相違ともいえる。しかしながら、子どもの生活活動・遊び活動における大人の関わり方の違いであること、「育てると育ちの融合」という視点から具体的な指導計画論を通して明らかにする。}, pages = {23--40}, title = {乳児保育における指導法 ―「相補的な関係」からの検討―…}, year = {2022}, yomi = {オオガタ, ミカ} }