@article{oai:jonan.repo.nii.ac.jp:00001037, author = {中根, 佳江 and 瀧川, 光治 and Nakane, Yoshie and Takigawa, Koji}, issue = {1}, journal = {大阪総合保育大学児童保育論集, Bulletin of Children Care and Education,Osaka University of Comprehensive Children Education}, month = {Mar}, note = {本研究では、1・2歳児のさまざまな表現を、保育者がどのように捉えているかということを、1・2歳児担当の保育者に1人ずつ構造化インタビューを行い、インタビューを録画し、全て文字情報として逐語録を作成した。各質問の逐語録を、KH コーダーを用いて分析を行った。  その結果、保育者は1・2歳児の子どものさまざまな表現や身体的表現を引き出したり豊かにするためには、普段から一人ひとりの子どもの表現を見て気づき、認めることや、子どもに対して丁寧に向き合うことが大切という意識を保育者が持つことが必要と捉えられた。そして、子どもの表現を否定せず共感し、子どもの表現を受け入れる姿勢が大切だと保育者が意識していることが明らかになった。  また、子どもが保育者のことをよく見て模倣していることもあるので、保育者自身が表現することを楽しみ、保育者がいきいきと表現しようと心がけていることも分かった。  その中で、保育者は子どもがイメージした自発的な表現を大切にし、子どもの自発的な表現を共有し、一緒に子どもの表現を保育者自身の表現の中に取り入れることも必要と捉えていた。  保育者が、子どものさまざまな表現を否定せず、受け止め、子どもの表現を肯定的に捉えることにより、子どもは安心して表現を行える環境が整い、子どもは自発的な表現をすることができるようになると分かった。}, pages = {83--96}, title = {1・2歳児のさまざまな表現を保育者がどのように捉えているかについての研究 ―ある園の保育者インタビューの分析から―}, year = {2022}, yomi = {ナカネ, ヨシエ and タキガワ, コウジ} }