@article{oai:jonan.repo.nii.ac.jp:00000014, author = {栗山, 誠 and Kuriyama, Makoto}, issue = {9}, journal = {大阪総合保育大学紀要, Osaka University of Comprehensive Children Education}, month = {Mar}, note = {子どもの叙述的な描画表現には、形式的な図式や画面構成にとらわれない楽しさが含まれていると思われる。そこで本論では、叙述的な描画表現にみられる、非図式的なもの(線やあいまいな形態)についてと、画面認識について考察することを目的とした。方法としては、子どもの作品を分析し、定着図式の有無、基底線の有無、叙述性の有無により8つのパターンに分けてその傾向を調査した。結果から2つのことが考察された。まず叙述的表現のなかでは、非図式的な要素として「動きの線」の存在が共通してみられた。それは叙述性が無い時に現れる探索的触覚線と異なる性質で、身振りの延長としての表象的触覚線であると判断された。  もう一つは叙述的表現における画面空間の認識では、基底線を最初に設定するよりも画用紙を「基底面」として捉えることにより、表現の可能性が増大することが考察された。}, pages = {15--28}, title = {子どもの叙述的描画表現における非図式的要素と画面認識}, year = {2015}, yomi = {クリヤマ, マコト} }