@article{oai:jonan.repo.nii.ac.jp:00000021, author = {馬場, 住子 and Baba, Sumiko}, issue = {9}, journal = {大阪総合保育大学紀要, Osaka University of Comprehensive Children Education}, month = {Mar}, note = {フレーベル著『母の歌と愛撫の歌』はヨーロッパの育児書の原型とも言われる、詩と絵と歌が三位一体となった遊び歌絵本である。『母の歌と愛撫の歌』の楽譜版には、フレーベルのカイルハウ学園時代の同僚教師コールによる44 曲の楽曲が掲載されている。 本研究では、楽譜版『母の歌と愛撫の歌』の中より「愛撫と遊びの歌」を取り上げ、その内「お菓子づくり」、「鳩のお家」など12 曲を対象とし、楽曲の詳しい分析を行うとともに、楽曲が子どもにどのような影響をもたらすかについての考察を行った。 分析の結果、対象とした楽曲においては、①それぞれの遊戯に適する速度やリズム、メロディーが用いられていること、②歌詞を重視した個性ある雰囲気の楽曲であること、そして、③子どもにふさわしい拍子、調性であることなどが明らかとなった。 また、メロディーを付けることの効果としては、①母親の歌声が幼い子どもの心に響き、子どもの情操に深く染み入るであろうこと、②歌いながら遊ぶことで子どもの遊びへの意欲が増すであろうこと、③リズム感などの音楽的素養を子どもに自然に身に付けさせられるであろうことなどが考えられた。}, pages = {107--128}, title = {フレーベル著『母の歌と愛撫の歌』に付けられたコールの楽曲の分析と考察(2)}, year = {2015}, yomi = {ババ, スミコ} }