@article{oai:jonan.repo.nii.ac.jp:00000923, author = {丸目, 満弓 and Marume, Mayumi}, issue = {12}, journal = {大阪総合保育大学紀要, Journal of Osaka University of Comprehensive Children Education}, month = {Mar}, note = {2017(平成29)年に改定された保育所保育指針では、「乳児・1歳以上3歳未満児の保育に関する記載の充実」「保護者・家庭及び地域と連携した子育て支援の必要性」などが改定のポイントとして挙げられている。その意味において、乳児クラスを中心に古くから行われている連絡帳は保育のツールとして捉えられることが多かった連絡帳を、保育士が保護者とともに子育てを行うツールとして、さらに保育相談支援のツールとして捉え直し、活用する意義は大きい。  本研究では保育所で実際に記入されている連絡帳の記述内容に対して分析を行い、保育士が連絡帳を通じて行っている保護者支援の実態把握を行った。調査全体としては、①記述文字数、②保育士と保護者の応答率、③記述内容のカテゴリー分類、④記述内容におけるソーシャルワーク的関わりの有無の4つについて明らかにしたが、紙面の関係上、本論文を連続した研究の(1)と位置づけ、分析①及び②に焦点をあてた。  調査結果より、連絡帳は保育相談支援のツールとして一定の役割を果たしていることが確認された一方で、子ども、保育士、クラスなど、個々の要因によって連絡帳業務の内容が大きく異なること、また連絡帳の「双方向性」を活かしきれていない可能性などが明らかになった。  今後の課題として連絡帳を保護者支援のツールとして活用するために、連絡帳業務の標準化、連絡帳による支援の体系化、連絡帳による支援を充実させる養成・研修の充実などの必要性について提起した。}, pages = {73--84}, title = {乳児保育における保護者支援研究(1) ―連絡帳の記述文字数及び保育士―保護者間の応答率の分析―}, year = {2018}, yomi = {マルメ, マユミ} }