@article{oai:jonan.repo.nii.ac.jp:00000924, author = {大喜多, 元 and Okita, Hajime}, issue = {12}, journal = {大阪総合保育大学紀要, Journal of Osaka University of Comprehensive Children Education}, month = {Mar}, note = {近年、小学1年生の児童において、自身の感情をコントロールできていないと思われる行動が指摘されている。筆者はこのような特徴をもつ児童の行動を「感情社会化不全行動」と命名した。本研究では、児童の感情社会化不全行動は児童のネガティブな感情表現に対する養育者による受容感に影響されているという仮説を検証することを目的とした。「怒り」・「悲しみ」・「不安」・「イライラ」・「嫌気」・「恐怖」・「憎しみ」の7 つの感情に着目し、「養育者によるネガティブ感情受容感尺度」および「児童の感情社会化不全尺度」を作成した。調査の結果、受容感の高い児童は「児童の感情社会化不全尺度」の「感情表現力未熟尺度」の得点が低かった。また、恐怖の受容感が高い児童は「児童の感情社会化不全尺度」および「感情表現力未熟尺度」の得点が低かった。以上の結果から、ネガティブ感情に対する養育者による受容感は、児童の感情表現の育ちに影響していることが示唆された。}, pages = {85--96}, title = {児童のネガティブな感情表現に対する養育者による受容感の影響 ―感情の社会化の観点から学校生活への適応を考える―}, year = {2018}, yomi = {オオキタ, ハジメ} }