@misc{oai:jonan.repo.nii.ac.jp:00000934, author = {瀧川, 光治 and Takigawa, Koji}, month = {Mar}, note = {本論考は、2017 年3月の「幼稚園教育要領」等の改訂を踏まえて、領域「環境」と、小学校の「生活科」及び「理科」の学習内容としてどのような連続性があるか、また、その保育方法と、小学校の教育方法との違いと連続性はどのようなものかについて検討を行い、保育者としてどのようなことを留意して保育を行っていく必要があるかということを明らかにしたものである。従前の幼児期の保育内容と方法においても小学校理科の基盤を育むことにはつながっているが、下記を踏まえて保育内容を考えたり、保育の展開やかかわりを考えていくことが、改訂された点を意識的に取り入れた幼児期の保育になると考えられる。 1.「 幼稚園教育要領」等の領域「環境」に関わることは、「生活科」「理科」の学習対象につながる可能性が示唆されるとともに、算数や国語、社会などの学習対象にもつながる可能性があると考えられる。 2. 幼児期の教育における「見方・考え方」「幼児期に育みたい資質・能力」は、小学校のそれと同じ構造であり、「感じる」「気付く」「考える」「試す」「工夫する」「表現する」ことを意識した保育の展開が必要であると考えられる。 3. 小学校における「主体的・対話的で深い学びの実現」や「身近な生活に関わる見方・考え方を生かす」「理科の見方・考え方を働かせる」ことの基盤になっていくためには、保育方法として、幼児が主体的に環境と関わりながら「考えたり」「考えを深めたり、新たなものにしたり」ということを意識した保育の展開が必要であると考えられる。}, title = {小学校理科の基盤となる幼児期の保育内容と方法 ―2017 年3 月の改訂を踏まえた探索的研究―}, year = {2018}, yomi = {タキガワ, コウジ} }