@article{oai:jonan.repo.nii.ac.jp:00000972, author = {駒井, 哲郎 and Komai, Tetsuro}, issue = {13}, journal = {大阪総合保育大学紀要, Osaka University of Comprehensive Children Education}, month = {Mar}, note = {本研究では、1歳児クラスの遊びに、保育者がどのようにかかわり、いかに環境構成を行うかについて2人の保育者の実践事例をコード分析し、両者の特徴に着目して対比することで、遊びを豊かにするかかわりや環境構成の配慮点について考察を行った。  その結果、1歳児の遊びを豊かにするためには、保育者のかかわりだけで保育者主導で展開されたり、環境構成のみ行われ保育者が遊びに参加しなかったりすることのないよう、双方のバランスに留意し展開される必要があることが検証された。  また、遊びの楽しさを持続させ、更に遊びを深めるための保育者のかかわり及び環境構成については、子どもにとって親しみがあり、受容・共感してもらいながら遊びに参加できるような『子どもの情緒面への配慮』と、子どもが好奇心を持って新鮮な体験をすることのできる『子どもが能動的に遊び始めることのできる配慮』を基盤として、子どもが環境を活用・創造し、仲間や保育者とイメージの共有をすることのできる『子どもが遊んでいる最中やその終わりに、遊びの連続性・関連性を体験することのできる配慮』を一連の遊びのプロセスにおいて絶えず行う必要があることが検証された。  このように、保育者は、「子どもの遊びの評価」と「保育者のかかわり及び環境構成の評価」の相互関係を分析し、今の遊びをより面白くするためのかかわり及び環境構成の創造を行い続けることの必要性が示唆された。}, pages = {157--180}, title = {1歳児クラスの遊びにおける保育者のかかわり方と環境構成への配慮}, year = {2019}, yomi = {コマイ, テツロウ} }