@article{oai:jonan.repo.nii.ac.jp:00000990, author = {茂野, 仁美 and Shigeno, Hitomi}, issue = {14}, journal = {大阪総合保育大学紀要, Osaka University of Comprehensive Children Education}, month = {Mar}, note = {乳幼児の音楽的行動のうちリズムへの同期に関する発達過程について、文献から検討を行った。生得的に音楽の産出と鑑賞を可能にするような「音楽性」を人間は有しているが、音楽の在り方は様々な要因を伴っている。乳児の脳では3~4カ月の時点で音楽と相互作用する準備がされていることが示唆された一方、リズムに同期することは3~4歳でも難しいことや5~6歳でも十分に発達していないという指摘がある。しかし、音楽は多様な要素や内容を持っており、発達段階によって理解し反応できることは異なる。年少の幼児であれば「共振」する形での表現から始まり、意識的な模倣を繰り返し、正確なリズム同期へと発達していくことが考えられる。保育の中での音楽の扱いは慎重であるべきで、そのことは単に音楽教育の側面としてリズム同期が可能となること以上に、保育そのものにおける対人関係としてのリズム同期の重要性にもかかわることであると考えられる。}, pages = {85--96}, title = {乳幼児保育におけるリズムへの同期の発達過程に関する文献研究}, year = {2020}, yomi = {シゲノ, ヒトミ} }